今回は趣味のポーカーのお話しでも。
残念ながら、腕前は初心者に毛が生えた程度であまり参考にはならないかもですが、物事は良く考えるタイプの人がそれなりに検証しながら行き着いた現在の結論?手法?なのでご容赦ください。。
ただこのような絶対に必要ないと思われる物を買ってしまう程には本当にポーカーが好きなので安心?して私の与太話にお付き合いしていただけますと幸いです。
(モンテカルロチップ1000枚、COPAGポーカーサイズのトランプ)
リンプインは偶にするくらいが丁度良い
皆さんも知っての通り、リンプインは殆どのシチュエーションにおいて有効なプレーではないと言う事です。
その理由として、1番痛いのがプリフロップ以降の主導権を握れない事ですね。
強いハンドならレイズインすると思いますが、シンプルに考えてリンプインすると言う事は
「まぁまぁハンドは強いけど、3bet、4betくらうのは嫌だな」って気持ちの表れな訳で、フロップ以降で強いベットをしたとしても辻褄が合わないのでブラフが効きにくいですし、自分のベットに対してコールして欲しいシチュエーションであっても相手に直ぐフォールドされてしまい、バリューを取れないといった事が多々起こります。
例えば7と8のスーテッドコネクターでリンプしたとしましょう。ボードには5,6,8。この場合8のトップペアがヒットし、更にオープンエンドストレートドロー付きの最高に良いシチュエーションですが、相手が上手いプレイヤーであれば、おそらく自分のベットに対し相手プレイヤーはすぐ降ります。何故ならリンプで参加してしまったからです。リンプする際のハンドレンジとして7と8みたいなスーコネは想定内というかドストライクなので。
仮にですが、同じく78のスーコネでリンプせずに3BB-2betして参加したとしましょう。そして相手BTNはコール。ボードには5,6,8。この場合は経験上、自分のフロップベット対し相手からは高い確率でコールを貰えます。
この状況下でコールされたからと言って喜ぶにはまだ早いですが、現状、勝っているだろうor期待値の高い(オープンエンドストレートドロー)シチュエーションでコンスタントにアクションを起こし、ポットを大きくしていくのがポーカーの肝なので、リンプせずにレイズインするよう心がけた方が長期的にみるとより収支はプラスに収束していきます。
逆にリンプが有効な場合は自分のポジションがSBでBTNリンプイン、自分コール、BBコールみたいな場合と、ハンドで例えるならセットですね。
22のセット〜99のセット迄は出来るだけ安くフロップを見てトリップスが完成すればラッキーだし、完成しなければ即フォールドのような使い方も有りっちゃありかもとは思います。
因みに最近の私の場合は、どんなハンドでも参加する場合はレイズインするのですが、その代わり額は小さめで2bet-3BBで固定しています。
67スーコネ、22のセット、75スートから極端な話AA、AK、KKでもなんでも2bet-3BB固定です。
自分がUTGでハンドは75スート。2bet-3BBでレイズした後にBTNが3bet-9BBで打ってきたら降りればいいですし、同じく自分UTGでハンドはAK。2bet-3BBにレイズした後BTNが3bet-9BBで打ってきたら4bet-27BBに打ち返すなんてプレイは良くします。
逆に自分のポジションがBTNの場合で2betにて回ってきた場合75スートはコールしますし、AKの場合は相手にもよりますが4betします。
長時間同じメンバーでプレイする際はプレイスタイルの印象を変える
これかなり重要だと思うのですが、中々難しい課題です。
「ルースな印象を相手に植え付けて、ここぞという時にベストハンドでポットをガッポリ持っていく」のが理想ですが、実際問題これがとても難しい。。
上手いプレイヤーなら上手に立ち回れるでしょうが、私みたいな凡人プレイヤーにはとてもじゃないですが、真似できません。スタックがぐんぐん減っていきますから。
なので、もっと簡単に印象操作出来ないかと考えた結果、以下2点を気をつけるだけでかなり改善できるという結論に至りました。
1.プリフロップレイズ額を変更する
2.ハンドを絞り、3bet、4betでしか参加しない
1の「プリフロップレイズ額を変更する」についてですが、フロップ以降のアクションは今までと変わらずプレーし、単純に2betで参加する際に3BB、4BB、5BBとレイズ額を完全ランダムにする訳です。私の場合は基本2betはどんなハンドでも3BB固定で参加するスタイルでプレーするので、意外とこれが効くのか相手のプレイヤーは消極的なプレーになる場合が多いです。なので主導権を握り易くなり有利にプレーを進められる傾向があります。
2については、相当ハンドを絞る必要があるので相手プレイヤーに自分のハンドを読まれ易くなるとは思いますが、目的は印象を操作する事なので、こうしたプレーも織り込んでいく価値は十分にあるかと思いますし、何せハンドが強い為、プリフロップで相手プレイヤーと1:1に持ち込めれば相当に勝機はあります。
私の場合こうしたプレーをする際のハンドはAA,KK,QQ,JJ,AKs,AKo,AQsのどれかになる事が多いです。
相手を良く観察しプレイヤー全員の癖や力量を掴む
結論になってしまうのですが、行き着く先はやはりこれです。
ポーカーって結局の所、対人間なので、相手プレイヤーの力量に依存する割合が多いゲームですから、単純に期待値やハンドレンジ、シチュエーションだけで機械的にプレイしてても厳しいものがあると思います。(運の要素もありますが。)
相場の世界とも似ていてゼロサムですからね。そしてこれがまたとても面白いんです。
なので、相手プレイヤーを観察しプレイヤーごとの癖を掴もう意識するだけでも、自分のプレイスタイルを考えるより遥かに有意義なものになるのは間違いないでしょう。