コロナウイルスの影響か、世界のマーケットは荒れ模様。コロナウイルス騒ぎがいつ収束していくかも分からない今、普通の神経であれば『買う』という行動は取れないですよね。普通の神経であれば。。
経済が崩壊するだとか、これまでの常識が常識でなくなる?などと、まことしやかに囁かれているようですが、指数系は明らかに大暴落しているとは言え、現状のチャートを見る限り外国為替市場においては2008年のリーマンショック程の大暴落とは言えないし、何より2月末からの暴落の下げ幅に対する戻りが強いのが気になってなかなか方向感が掴めない難しい相場となっている気がします。
今週の目線
中長期のポジションを持つなら当然売りで持ちたいとは思いますが、「天井探し」は経験上、消耗するだけなのが関の山なので、「頭と尾はくれてやる」精神で部分部分チャンスがあれば短期で抜いていく感じでトレードしていますが、そろそろ3月の2週くらいから続く暴落に対する戻りが、弱くなってきた気がするので、今週は買いをなるべく避けて売り多めで相場に臨む市場参加者が多くなってくると想定し、逆に短期で積極的に買い方向で向かっていきたいと思います。(落ちたら拾って15~30pipsで利食いのイメージ。)
それで触っている通貨ペアですが、クロス円の豪ドル、ポンドです。中長期下目線ですが、今は、買いというか積極的に買っていきたい。短期で。
ドル円も戻りが強すぎて全く方向感が分からない&体感的に買い支え?が強い感じなので短期のみ買い方向で。
ユーロ円は、弱い&売りのポイントを完全に逃したので触りません。
AUDJPYチャートですが一応こんな感じで見ています。セオリー通りに3/9に空いてしまった窓は埋めてくると思いますし、丁度窓の少し上に私の引いたラインですが、フィボナッチの61.8%があるのでその辺りに到達するまでは反転しないだろうと見込んでの短期買いプランです。値幅的には、中長期売りポイント69.600-70.150までの100~150pips程しかありませんが、この辺りは売りが加熱すると思いますので経験上、買いで臨んでいった方が売りポジのロスカットがちょこちょこ出る為か、値が伸びやすいので。
後は70.000付近に日足レベルで大陰線のつつみ足付けてくれると割と安心して戻り売りに転じていっていいのかなとは思います。
どのみち、現状の4H足レベルのトレンドは上向きで考えていて、トレンド転換までは、それなりに時間を要すると思いますから、今焦って中長期の売りポジ持つ必要はないかなと思います。
とは言っても突然の崩壊も全然あり得る局面なので、小さく下に振れるようなら拾っても良いと思いますが、大きく下に振れるようならロングは拾わない方向で。
下値は日足25MA辺りの67.500-68.000で見てます。
GBPJPY チャートです。
ポンドも豪ドルと似たようなチャートパターンなので、「窓埋め」「日足200MA」「フィボナッチ 61.8%」の根拠が重なる、138.600-139.00くらいまでは、買いで向かっていこうかなと。
USDJPY
正直、ドル円は全然方向感掴めないのと、素直に動く局面ではないと思うので、トライアングル上辺で値が張り付いて売りを誘うようなら買い。逆に下辺で買いを誘うようなモーションなら売りで考えています。