こんにちは、りょっしゃんです。
Amazonは米国企業のネット通販会社です。日本で言うところの、ヤフーショッピングや楽天ショッピングであり、その市場シェアは群を抜いています。
今回は、そんなアマゾンのプラットフォームを利用した場合の出品者視点でのメリット・デメリットをお伝えしていこうと思います。
目次
Amazon FBAとは
フルフィルメント by Amazon(FBA)とは、出品者がAmazon社の物流拠点(倉庫)に商品を預けておく事で、Amazonが商品の保管から注文処理、配送、返品に関するカスタマーサービスまでを代行してくれるサービスです。
・FBAを利用するメリット
・在庫保管から配送までの業務を軽減できる
出品者にとって配送スピードは売り上げを左右する重要なポイントです。FBAを利用すると、Amazonが注文確定から出荷作業までを迅速に対応してくれる為、繁忙期や休日、祝日など急激な需要変動でも販売機会を逃さず消費者に商品をお届けする事ができます。
・プライムマークが表示され購入者への訴求力向上
FBAを利用した商品はAmazonプライムの対象商品となり、購入者が配送オプションをプライムに選択した場合においても、Amazon内の検索結果に表示されます。また、FBA利用商品は通常配送料無料となる為、購入者にとって送料無料は大きな魅力となって、より買いやすさをアピールできます。
・FBAを利用するデメリット
・手数料がかかる
・月額4,900円(税抜)+販売手数料
・在庫保管手数料
・配送代行手数料
主に上記3点が基本の手数料となります。
・一度Amazonに商品を送ると、コンディションを簡単に変更できない
商品をAmazon社へ送ってからでは、商品の状態を把握出来なくなります。その為、注文が入った商品のコンディションが悪かった場合、クレームの原因となる事もあると頭に入れておく必要があります。
・フルフィルメントセンターが機能しなくなると、販売が滞る
FBAでは商品をフルフィルメントセンターと呼ばれる、Amazon社の倉庫へ預ける点から、災害やシステムの不具合などでセンターが機能しなくなると、商品の販売が滞ってしまいます。
大口・小口出品の違いとは
大口出品サービス
大口出品では、基本成約料はかかりませんが、月額4,900円(税抜)がかかってきます。
極端な話、商品が月間に10個売れようが100個売れようが、固定で月額4,900円の月間登録料を支払わなければなりません。
小口出品サービス
小口出品では、月額登録料はかかりませんが、商品が1つ売れるごとに、基本成約料として100円(税抜)を支払います。
つまり、商品が月間10個売れれば1,000円、100個売れれば10,000円を支払う事になります。
大口・小口どちらが合理的か
金額だけの話に限定するならば、小口出品で月間50個程、商品が売れる様であれば、大口出品サービスを利用する方が、より合理的だと言えます。
まとめ
今回説明した様に、FBAは自己発送よりも手数料がかかります。
その事実を表面的に捉えてしまうと「FBAは手数料が高い」となってしまいますが、手数料が高いには高いなりの理由があります。
本来ならば、すべて自分でこなさなければならない出品作業を半自動化する事が出来るFBAは夢のあるシステムであると言えるでしょう。