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移動平均線の基本的な見方

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今回は、移動平均線の基本的な見方について解説していきたいと思います。

移動平均線(Moving Average)とは、ある一定期間の終値の平均値を一本の線で結んだものです。

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移動平均線の代表的な種類

・単純移動平均線(SMA)

・加重移動平均線(WMA)

・指数平滑移動平均線(EMA)

・修正移動平均線(MMA) 

*一般的にはSMAがよく使われます。

また、よく使われる期間としては、・5日線・10日線・13日線・21日線・25日線・50日線・75日線・90日線・200日線があげられます。

では、ここからは、更に掘り下げて解説していきます。

目次

移動平均線は、レジスタンスライン及びサポートラインになる

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ローソク足チャートと移動平均線の組み合わせでは、大まかなトレンドを知ることができます。

①サポートラインの様に移動平均線が上向きで尚且つ、ローソク足チャートが移動平均線より上に推移している時は上昇トレンド。

②レジスタンスラインの様に移動平均線が下向きで尚且つ、ローソク足チャートが移動平均線より下に推移している時は下降トレンド。

③ボックス相場の様に移動平均線が比較的横ばいで尚且つ、ローソク足チャートが移動平均線の上下を行き来している時はボックス相場。

サポートライン・レジスタンスラインとは

・サポートラインは下値支持線とも呼ばれ、買い圧力が強いと思われる価格帯の事を指します。(買い圧力が強いということは、仮に上から下に下落してきても、そのサポートライン上の価格帯に支えられて、反転上昇していくことが多くあります。)

・逆にレジスタンスラインは上値抵抗線とも呼ばれ、売り圧力が強いと思われる価格帯の事を指します。(仮に下から上に上昇してきても、そのレジスタンスラインが抵抗となり、反転下落していく事が多くあります。

ボックス相場とは

「レンジ相場」「往来相場」「持ち合い相場」と呼ばれる事もあり、まるで箱の中(ボックス)に収まっているかの様に、決まった範囲で価格が変動する相場の事を指します。

ローソク足との乖離率(かいりりつ)に注目する

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移動平均線は、ある一定期間の終値を平均化したものですが、時に移動平均線とローソク足が大きく離れる(乖離する)事があります。

マーケットは常に需要と供給のバランスで価格が決まりますが、そのバランスが時に大きく買いに傾いたり、売りに傾いたりする事があります。その様な状態を「買われ過ぎ」「売られ過ぎ」と表現します。

買われ過ぎの場合

行き過ぎた動きは、後に修正され元の値段に戻るという考えの元、売りのチャンスとなります。

売られ過ぎの場合

後に買われる事が想定されるため、買いのチャンスとなります。

まとめ 

ローソク足に比べて、トレンドをしっかり示す移動平均線ですが、その分不足する点もあり、それは値段変化へのタイムリーな対応です。 

ローソク足では、急騰や急落がタイムリーに表示されますが、移動平均線は、その名の通り、前後の終値と共に平均される為、急騰や急落がタイムリーに反映されません。

移動平均線は、そういった特徴を理解した上で使用する必要があるインジケーターであると言えるでしょう。