早速ですが、一般的に投資から利益をあげる方法として、資産の売買差益により利益を得るキャピタルゲインと資産を所有することで利益を得るインカムゲインの2通りがあります
今回はそれぞれの特徴を詳しくお話ししていきます
キャピタルゲイン
キャピタルゲインとは、株式や債券など、保有している資産を売却することによって得られる売買差益のことです
例えば、1,000万円で購入した不動産が、売却時1,500万円になれば、500万円のキャピタルゲインになります。
またこのような場合が考えられます
・外国為替取引での売買差益
・仮想通貨投資での売買差益
・株式投資での売買差益
・不動産投資での売買差益
・エネルギーや金などの売買差益
また、売却することにより損失が発生した場合をキャピタルロスと言います
インカムゲイン
インカムゲインとは、株式や債券などの資産を保有中に得られる収益のことです
例えば、不動産で購入した不動産を賃貸にすることにより毎月5万円の家賃収入があるとしましょう
この毎月5万の家賃収入こそが、インカムゲインに当たり、それら資産を保有し続けることで、継続的な収入を期待することが出来るのです
また、このような場合が考えられます
・外国為替取引でのスワップポイント
・仮想通貨を取引所に貸すレンディング
・株式投資での配当金
・不動産投資での家賃収入
それぞれの税率
以下に簡単にまとめてみました
為替・FX | 株式 | 不動産 | 仮想通貨 | |
キャピタルゲイン | 20.315% | 20.315% | 5%~45% | 5%~45% |
インカムゲイン | 20.315% | 20.315% | 5%~45% | 5%~45% |
2018年7月現在
*不動産及び、仮想通貨はこれら税率にプラスして、住民税がかかります
*為替及び、株式には所得税(15.315%)と住民税(5%)が含まれます
まとめ
・キャピタルゲインは利益は大きいが、損をする(キャピタルロス)事も可能性としては十分にある
・インカムゲインは利益こそ小さいものの、安定して収入を得ることが出来る
これらから、それぞれに一長一短があるためしっかりと見極めることが重要と言えるでしょう
また、長期投資を前提にしなければなりませんが、株式や、不動産投資のキャピタルゲインである売買差益とインカムゲインである配当や家賃収入をプラスしたトータルリターンを意識した投資をしていくことが、最も効率の良い投資法であると言えるでしょう